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支援金詐欺・募金詐欺(寄付金を偽る)の手口と対処法

1. 支援金詐欺・募金詐欺とは?

支援金詐欺や募金詐欺は、「被災地支援」「病気の子どもを救う」「動物保護」 などを口実に、偽の寄付金を集める詐欺です。

最近では、SNSやクラウドファンディングを悪用した詐欺も増えており、本当に支援が必要な団体との見分けが難しくなっています。


2. 支援金詐欺・募金詐欺の主な手口

① 被災地や社会問題を悪用

「震災・水害の被災者を助けるための募金です」

「戦争や紛争地域の子どもたちを救いたい」

「動物保護団体が緊急支援を求めています」

→ 実際には、寄付金が本来の目的に使われず、詐欺師の私利私欲に消える。

② 偽の個人支援を装う

「病気の子どもの手術費用を募っています」

「高額な医療費を払えず困っています」

「シングルマザーで生活が苦しいので支援してください」

→ 本当に困っているかのように見せるが、実際には詐欺。

→ SNSやクラウドファンディングで「感動的なストーリー」を作り、支援を集める。

③ 有名団体を装った募金活動

「日本赤十字を名乗る偽サイトや街頭募金」

「ユニセフの名前を使った詐欺メール」

「著名人の寄付活動を偽装し、振込先を詐欺師の口座にする」

→ 実際には、団体とは無関係で、寄付金はすべて詐欺師の懐に入る。

④ 詐欺的クラウドファンディング

「〇〇の活動を支援してください」と呼びかけるが、実態のないプロジェクト

写真や動画を加工し、架空の支援活動を装う

達成後、突然プロジェクトが消え、支援金は行方不明

→ クラウドファンディングサイトでも、悪質な案件が存在する。


3. 支援金詐欺・募金詐欺の見抜き方

・ 団体名・活動内容を公式サイトや報道で確認する

・ 「SNSの個人アカウント」や「街頭募金」は慎重に対応する

・ 寄付先の口座名義が個人名の場合は詐欺の可能性が高い

・ 「感動的なストーリー」「涙を誘う写真」が過剰に使われているものは要警戒

・ クラウドファンディングの運営元や過去の支援実績を確認する

・ 募金を求めるメールやDMは公式団体のHPで本物か確認する


4. 事前にできる対策

公式の寄付団体(日本赤十字社、ユニセフなど)のHPから直接寄付する

寄付をする前に「団体名+詐欺」「募金+評判」で検索して調べる

街頭募金は、その場で寄付せず、後で団体の正規サイトを確認する

クラウドファンディングは、運営者の過去の活動や実績を調べる

銀行口座への直接振込ではなく、公式サイトの寄付ページを利用する


5. もし支援金詐欺に遭ったら

① すぐに警察に通報する(110番)

振り込んだ場合は、振込先の銀行に連絡し、送金を止められないか確認

詐欺被害として警察に報告し、被害届を提出

② SNS・クラウドファンディングの運営に報告する

偽の募金活動を見つけたら、SNSやクラウドファンディングの通報機能を使う

他の被害者を防ぐため、情報を拡散

③ 消費者ホットライン(188)に相談する

募金詐欺の被害相談を受け付けている

弁護士や消費者センターと連携し、対策を助言してくれる


6. 信頼できる寄付先の選び方

・ 政府や大手団体(日本赤十字社、ユニセフ、国境なき医師団など)に直接寄付する

・ 団体の過去の活動実績を確認し、定期的な報告があるかチェックする

・ 透明性のある会計報告を公表している団体を選ぶ

・ 有名な災害支援でも、必ず公式サイトの寄付ページを利用する


結論:感情に流されず、寄付先を慎重に選ぶ

「今すぐ助けて!」と急かす寄付勧誘は詐欺の可能性が高い

公式団体のサイトを確認し、信頼できる寄付先を選ぶ

「銀行振込のみ」「個人名義の口座」は基本的に詐欺と考える

寄付する前に、冷静に調査し、確実に支援につながる方法を選ぶ

本当に助けが必要な人に支援が届くよう、慎重に行動しましょう。


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sagi_shien.txt · 最終更新: 2025/03/19 02:45 by simpleyu_admin