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被害を最小限に抑えるための行動(銀行への連絡・カード停止など)
詐欺に遭った際、素早く適切な対応を取ることで、被害を最小限に抑えることができます。
ここでは、被害直後に行うべき対処法を「銀行」「クレジットカード」「電子マネー」「警察」「消費者センター」などに分けて解説します。
1.銀行振込をしてしまった場合の対処法
・すぐに銀行に連絡する
■「振り込め詐欺救済制度」を適用できる可能性がある
■できるだけ早く銀行の窓口やコールセンターに連絡する
■振込先口座の取引停止(凍結)を依頼
■「振込取消」が可能か確認
■警察への被害届を出した後、銀行に報告
・主要銀行の問い合わせ先(振り込め詐欺専用窓口)
三菱UFJ銀行:0120-860-999
三井住友銀行:0120-256-631
みずほ銀行:0120-415-733
ゆうちょ銀行:0120-794-889
・詐欺師の口座が凍結されると、他の被害者と共にお金が戻ってくる可能性がある!
2.クレジットカード・デビットカード決済をしてしまった場合
・カード会社に連絡して支払いを停止
■不正利用の申告をする
■「チャージバック(支払い取り消し)」が可能か確認
■カード情報を盗まれた場合は、カードを再発行する
・主要クレジットカード会社の問い合わせ先
VISA・MasterCard(各銀行のカード発行元に連絡)
JCB:0120-794-082
AmericanExpress:0120-020-120
DinersClub:0120-074-024
・クレジットカードの支払いは、詐欺と証明できれば「チャージバック」で返金される可能性がある!
3.電子マネー・ギフトカード詐欺の場合
詐欺師は、Amazonギフトカード・iTunesカード・GooglePlayカードなどを購入させ、そのコードを送らせる手口を使います。
一度コードを渡すと取り戻せないケースが多いため、すぐに行動することが重要です。
・電子マネー発行元に連絡する
■ギフトカードの「未使用」確認を依頼
■使用済みでない場合、利用停止が可能なこともある
■詐欺の詳細を説明し、警察に相談したことを伝える
・主要電子マネーの問い合わせ先
Amazonギフトカード:0120-999-373(カスタマーサービス)
iTunesカード(Apple):0120-277-535
GooglePlayカード:ヘルプページから申請
LINEPay:LINEアプリ内「ヘルプセンター」から申請
・ギフトカードの「未使用」であれば、発行元で利用停止措置が取れる場合がある!
4.警察に通報する(詐欺被害届の提出)
詐欺に遭ったら、「警察への通報」が最も重要なステップの一つです。
・すぐに警察へ通報(110番or#9110)
■最寄りの警察署で「詐欺被害届」を提出
■被害の詳細(振込先・詐欺師の連絡先・やり取りのスクリーンショット)を持参
■「サイバー犯罪相談窓口」にネット詐欺の通報
・詐欺の種類別・警察の対応
振り込め詐欺・投資詐欺→「詐欺罪」適用の可能性
ネット詐欺・フィッシング詐欺→「サイバー犯罪対策課」に通報
カード詐欺・架空請求→「消費生活センター」と連携
・被害届を出すことで、金融機関が対応しやすくなる!
5.[[https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/|消費者ホットライン]](188)で相談する
・消費者センターが業者と交渉を代行
■詐欺被害の詳細を伝え、対応策を相談
■悪質業者への返金請求や行政指導を依頼
■クーリングオフが適用できるか確認
・特に、ネット通販詐欺・マルチ商法・情報商材詐欺などは「消費者ホットライン」が効果的!
6.SNSやネット掲示板で詐欺情報を共有
詐欺業者は同じ手口を繰り返すため、他の人が騙されるのを防ぐためにも情報共有が重要です。
・詐欺情報を拡散する
■TwitterやFacebookで詐欺業者の情報を投稿
■5ちゃんねる・詐欺被害者掲示板で情報共有
■「詐欺業者リスト」に追加する(警察・消費者庁のHPで確認)
・情報共有が広まると、詐欺グループの活動を止めることができる可能性がある!
7.詐欺の証拠を確保しておく
詐欺被害を最小限に抑えるためには、証拠をしっかり残しておくことが重要です。
■詐欺師とのLINE・メール・SMSをスクリーンショットで保存
■銀行振込の明細書・取引履歴を記録
■通話の録音(詐欺師が脅迫してきた場合など)
■偽サイトのURL・広告をキャプチャして保存
・証拠があると、警察・弁護士・銀行が対応しやすくなる!
8.まとめ:詐欺被害を最小限に抑えるための行動リスト
・すぐにやること(緊急対応)
■銀行に連絡し、振り込んだお金を取り戻せるか確認
■クレジットカード会社に連絡し、不正決済の停止を依頼
■電子マネーの発行元に連絡し、未使用なら利用停止を依頼
■警察(110番or#9110)に通報し、被害届を出す
・追加でやること
■消費者ホットライン(188)に相談し、返金請求が可能か確認
■詐欺の証拠をしっかり記録(LINE・メール・振込履歴など)
■SNSやネットで詐欺情報を共有し、他の被害者を防ぐ
・被害直後の「スピード対応」が、被害を最小限に抑えるカギ!
冷静に行動し、詐欺師に対抗しましょう!
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