浮気・不倫を知ってしまったとき
ふとしたきっかけで 相手の浮気や不倫を知ってしまった。
言葉にならない思いが 胸の中でぐるぐるまわって なにを考えたらいいのかもわからなくなる。
そんなときは、 心がちいさく丸まってしまっても、しかたのないことです。
ここでは、そんなときに どう気もちをととのえていけばいいか ゆっくりいっしょに考えてみましょう。
まず、気持ちを感じきる
浮気や不倫を知ったとき 怒り、悲しみ、くやしさ、うたがい、さびしさ―― いろんな感情が一気にやってきます。
それを無理におさえこもうとすると、 心の中でさらに大きくふくれてしまいます。
泣いてもいいし、怒ってもいい。
「どうして?」と思っていい。
気もちをちゃんと感じることは、 ここから立ちなおっていくための第一歩です。
すぐに答えを出さなくていい
「別れるべき?」
「話し合うべき?」
「このままなかったことにする?」
そんな問いが頭をかけめぐると思います。
でも、答えを急がなくていいのです。
気もちがぐらぐらしているときに 大きな決断をすると、あとで後悔することもあります。
まずは、自分の心が少し落ちつくまで 「なにもしない」という選択もあっていいのです。
自分をせめない
「私がわるかったのかな」
「もっと○○していれば…」
そんなふうに、自分をせめてしまう人は多いです。
でも、浮気や不倫という行動は 相手が選んだことです。
あなたのせいではありません。
自分の価値が下がったわけでも、 愛される資格がないわけでもありません。
あなたは、あなたのままで、 ちゃんと大切にされていい存在です。
信じていたからこそ、つらい
だれかを信じるって、 とても勇気がいることです。
そして、信じていたからこそ、 裏切られたときの傷は深くなります。
でもそれは、 あなたがまっすぐに人を思える人だからこそ 感じる痛みでもあります。
そのやさしさやまっすぐさを どうか否定しないでください。
これからを考えるために
少し心が落ちついてきたら、 これからどうしたいかを ゆっくり考えていくときです。
相手と話しあうのか。
距離をとるのか。
終わりにするのか。
大事なのは、 「どちらが正しいか」ではなく 「自分がどうありたいか」です。
あなたの未来は、 誰かのためのものではなく、あなたのためのものです。
最後に
浮気や不倫は、 ただの「できごと」ではなく 心をゆさぶる、大きなできごとです。
でもそこから、 自分を見つめなおすきっかけになることもあります。
あなたは、 どんな過去があっても、 どんなつらさを経験しても、
これから幸せになっていい人です。
どうか、自分を一番に大切にしてあげてくださいね。
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