気持ちのすれちがいがつらいとき
ちゃんと伝えたはずなのに 思っていた反応が返ってこなかったり。
やさしくしたつもりが 「なんでそんな言い方するの?」と言われてしまったり。
相手の言葉に 「そんなつもりじゃないのに」と胸がざわついたり。
恋の中でいちばんつらいのは、 この「気持ちのすれちがい」かもしれません。
すれちがいは、よくあること
相手と自分はちがう人間だから、 すれちがいが起きるのは自然なことです。
でも、大人になるほど 「わかってほしい」「わかるはず」と 無意識に期待してしまうことがあります。
その分、うまく通じなかったときのショックも 大きく感じてしまいます。
すれちがいが起きたからといって、 関係がダメになったわけではありません。
まずは、自分を責めないであげてください。
言葉の奥を見つめる
たとえば、 「もういいよ」という言葉の奥には 「わかってもらえない悲しさ」があるかもしれません。
「ほっといて」という言葉の奥には 「本当はそばにいてほしい」がかくれていることもあります。
すれちがいは、言葉のやりとりだけでは なかなか解決しないこともあります。
でも、 その奥にある「気もち」に目を向けてみると、 ふたりの関係が少しちがって見えてくるかもしれません。
話すより、聞く時間をつくる
すれちがいを感じたとき、 つい自分の気もちをわかってもらおうとして たくさん話してしまうことがあります。
でも、まず「聞く」ことに少しだけ意識を向けてみてください。
相手の話す内容だけでなく、 表情、声のトーン、言葉にしなかった沈黙の間。
その中に、気もちのヒントがかくれていることもあります。
正解を出そうとしない
すれちがいがつらいとき、 「正しい答え」や「はっきりした気もち」を 急いで出そうとすると、心がつかれてしまいます。
ときには、 「今はよくわからない」でもいいのです。
時間がたつことで、 ふと見えてくる気づきもあります。
すぐに答えを出さなくても、 関係がこわれるわけではありません。
自分の心をととのえる
すれちがいの渦中にいると、 自分の心の声が聞こえにくくなります。
深呼吸をして、 好きな音楽を流して、 やさしい飲み物をいれてみる。
そんな小さなことでも 心がふっとゆるむ時間が生まれます。
その時間が、 気もちを整理するヒントになることもあるのです。
最後に
気もちがすれちがうのは、 ふたりが向きあおうとしている証でもあります。
あきらめるのではなく、 期待しすぎないこと。
正そうとするより、 わかろうとすること。
それだけで、 ほんのすこし心が近づくこともあるのです。
あなたのそのやさしさが きっと、相手にも届いていきますように。
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