目次
自分でできる応急処置
バッテリー上がりのジャンプスタート手順
必要なもの:
・ブースターケーブル(またはジャンプスターター)
・救援車(またはバッテリーチャージャー)
手順:
エンジンを停止し、キーを抜く – 事故防止のため、両方の車のエンジンを切る
ブースターケーブルを接続
赤(+)を上がったバッテリーの+端子に接続
赤(+)を救援車のバッテリーの+端子に接続
黒(−)を救援車のバッテリーの−端子に接続
黒(−)を上がった車のエンジンブロック(金属部分)に接続
救援車のエンジンを始動し、数分待つ
バッテリーが上がった車のエンジンを始動
接続した順番と逆の手順でケーブルを外す
30分以上走行してバッテリーを充電
注意点:
・ブースターケーブルの順番を間違えない
・バッテリーが古い場合は交換を検討
パンク修理キットの使い方
必要なもの:
・パンク修理剤(シーラント)
・エアコンプレッサー(修理キットに付属している場合が多い)
手順:
異物が刺さっている場合は抜かない – そのままの方がエア漏れを抑えられる
タイヤの空気を完全に抜く
パンク修理剤をタイヤバルブから注入
エアコンプレッサーで空気を入れる
規定の空気圧まで調整し、すぐに走行(10~20km程度低速で走ると修理剤が均等に広がる)
できるだけ早く修理工場で点検し、タイヤを交換する
注意点:
・修理キットは応急処置用で、長距離の走行は避ける
・側面が裂けた場合や大きな穴が開いた場合は修理キットでは対応できない
ライト・ウィンカーが点かない時のチェック方法
原因と対処法:
電球切れ – 交換が必要(LEDタイプはユニットごとの交換が必要な場合あり)
ヒューズ切れ – ヒューズボックスを開けて該当のヒューズを交換
バッテリーの電圧低下 – バッテリーを点検し、ジャンプスタートまたは充電
スイッチやリレーの故障 – 他の部品と連動していないか確認し、修理工場で診断
ウォッシャー液・冷却水・オイルの補充方法
ウォッシャー液補充:
ボンネットを開け、ウォッシャー液タンクを探す(キャップにワイパーマークがある)
ウォッシャー液を適量注ぐ(水道水を使うと凍結の可能性があるため専用液を使用)
却水(クーラント)補充:
エンジンが冷えている状態でリザーバータンクの液量を確認
LOWライン以下なら適量まで補充(推奨されるクーラントを使用)
リザーバータンクのキャップをしっかり閉める
エンジンオイル補充:
オイルレベルゲージを抜き、オイル量を確認
適量より少ない場合、推奨オイルを少しずつ補充
再度レベルを確認し、上限を超えないように調整
ワイパーが動かない・ビビる時の対策
原因と対処法:
ワイパーゴムの劣化 – 交換が必要(ワイパーが浮く、線が残る場合)
ガラスの汚れ – 油膜や汚れがあるとワイパーが滑らないため、専用クリーナーで拭く
ウォッシャー液の不足 – 補充することでスムーズに動く可能性あり
ワイパーモーターの故障 – ワイパーが全く動かない場合、ヒューズやモーターを点検