Windowsアップデートはセキュリティ向上や新機能追加のために重要ですが、まれに更新後に動作不良や起動不能などの不具合が発生することがあります。

ここでは、アップデート後に問題が起きた際の対処法を紹介します。

• 一時的なトラブルであれば、再起動することで正常に戻ることがあります。

• シャットダウンではなく、「再起動」を選びましょう（更新の適用が完了する場合があります）。

通常起動できない場合は、セーフモードでの起動を試みましょう。

• 電源投入時に何度か強制終了（電源長押し）を繰り返すと、「自動修復」メニューが表示されることがあります。

• そこから「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「セーフモードで再起動」

セーフモードまたは正常起動できた場合：

• [設定] → [Windows Update] → [更新の履歴を表示] → [更新プログラムをアンインストール]

• 不具合の原因となっていそうな直近の更新を削除してみましょう。

システムの復元ポイントを作成している場合、アップデート前の状態に戻すことができます。

• [コントロールパネル] → [回復] → [システムの復元を開く]

• トラブル発生前の日付の復元ポイントを選択

※ 復元ポイントが作成されていない場合は使用できません。

アップデート後にデバイスが認識されなくなった場合：

• デバイスマネージャーで該当デバイスを右クリックし、「ドライバの更新」または「デバイスのアンインストール」→再起動

• デバイスの公式サイトから最新ドライバを手動で入手するのも有効です

• [設定] → [システム] → [回復] → 「前のバージョンのWindowsに戻す」

• アップデートから10日以内であれば、以前のバージョンに戻せる場合があります

※ この機能が使えない場合もあるので、早めの対応を。

どうしても正常動作に戻らない場合：

• [設定] → [システム] → [回復] →「このPCをリセットする」

• 必要に応じて「個人ファイルを保持する」か「すべて削除する」を選択

クリーンインストールを行う場合は、事前にデータのバックアップを取っておきましょう。

Windowsアップデートによる不具合は誰にでも起こり得る問題です。

まずはセーフモードや復元、更新のアンインストールなど段階的に試してみましょう。

普段からバックアップを取っておくことも、不測の事態に備えるうえで大切です。

Windows の更新に関する問題のトラブルシューティング:Microsoft

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