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SNSや人間関係で、過剰に気にしすぎてしまう自分をゆるめるヒント
人に好かれない、嫌われるのが怖いと思う時に読むページ
「嫌われたくない」は、まじめでやさしい証拠
SNSでも、リアルな人間関係でも、
ふとした一言や表情が気になってしまうこと、ありませんか?
・LINEの返信が遅いと「何か気に障ったかな」と不安になる
・SNSの“いいね”が少ないと、自分の価値まで下がったように感じる
・本音を言うと嫌われそうで、いつも相手に合わせてしまう
そんなふうに思ってしまう自分を、
「めんどくさい」「弱い」と責めていませんか?
でも、それはちがいます。
「嫌われたくない」と思うのは、あなたがまじめで、人の気持ちに敏感だからです。
そしてそれは、とても大切で美しい気質でもあります。
「誰にも嫌われない」は、不可能な願い
どんなにやさしくしても、 どんなにがんばっても、
“全員に好かれること”は、そもそも不可能です。
人にはそれぞれ価値観があり、 タイミングや気分もあります。
たとえば、あなたが 「ありがとう」と言った時に 相手が素っ気なかったとしたら――
それは、相手のその日の心の余裕がなかっただけかもしれません。
あなたの価値が下がったわけではありません。
ただ、すれちがいが起きただけなのです。
どうしてこんなに気になるの? その理由は…
「好かれたい」「嫌われたくない」
そう思う背景には、いくつかの“心のクセ”が隠れていることがあります。
たとえば…
- 小さいころから「いい子でいなきゃ」と思ってきた
- 誰かに否定された経験が心に残っている
- 自分のことを「価値ある存在」と思えていない
これらの気持ちは、 無意識のうちに、人からの評価で自分の存在を確かめようとしてしまう心のサインです。
だからこそ、他人の反応が気になりすぎてしまう。
でも、それに気づけただけで、もう一歩前に進んでいます。
「気にしすぎ」を少しゆるめるヒント
▼今日からできる小さな工夫
- SNSを見る時間をすこし減らしてみる
- 誰かの反応が気になったら「それは相手の課題」と心でとなえる
- 自分に「よくやってるよ」と声をかけてみる
- 「○○さんにどう思われるか」より「わたしはどう感じたか」を意識する
すぐに気にならなくなることはありません。
でも、意識を「外からの評価」から「自分の心」に少しずつ戻すだけで、ラクになることがあります。
「あなたをちゃんと見ている人」は、必ずどこかにいる
どれだけ気をつかっても、 反応のない人や、冷たい態度の人はいます。
でも、あなたのことを
やさしいな、がんばってるな、あたたかい人だな
そう思っている人は、きっとどこかにいます。
たとえ声には出していなくても、
あなたの気づかいに、そっと心をあたためられている人がいるはずです。
あなたは、もうじゅうぶん「好かれる人」なのです。
まとめ:他人の評価がすべてじゃない
人に好かれることも、
人に好かれないことも、
あなたという人の「本質」とは別の話です。
あなたの価値は、 誰かの言葉や態度では決まりません。
今日、自分にそっと問いかけてみてください。
「わたし自身は、わたしのことをどう思ってる?」
その答えに、やさしさと誠実さがこもっていたら、
きっとあなたは、これからも
「本当に大切な人」と、つながっていける人です。
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