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ハラスメント、空気の読めなさ、がんばりすぎの疲労感などを感じたときに読む対処法

職場や社会での“見えない圧”に苦しんでいる時に読むページ

「何が苦しいのか、うまく言えない」その感覚は本物です

「なにがつらいのか、よくわからないけど…」

「とにかく、気持ちが重たい」

「仕事のことを考えるだけで体が動かない」

そんなふうに感じたとき、 あなたの心はすでに、“見えない圧”にさらされているのかもしれません。

・言葉にされないけれど感じるプレッシャー

・誰も言っていないけど「こうすべき」と思いこんでしまう空気

・怒られていないのに、責められているような気がする日々

これらはすべて、

目には見えないけれど確かに存在する「圧力」です。

そしてそれは、あなたの感受性が高いからこそ感じとってしまうもの。

決して弱いからではありません。

空気を読んでばかりの毎日に、疲れていませんか?

職場や社会では、 言葉にされない「期待」や「暗黙のルール」がたくさんあります。

・頼まれていないけど、やって当然という雰囲気

・自分だけ早く帰るのは気が引ける

・誰かが不機嫌だと、自分が悪いのではと感じてしまう

そんな中で過ごしていると、 自分の気持ちよりも「まわりの空気」を優先するクセがしみついてしまいます。

でも、その積み重ねは、 知らないうちに心のエネルギーをすり減らしていくのです。

「がんばりすぎ」の人が感じやすい、見えない圧

とくに、責任感が強くてまじめな人ほど がんばりすぎてしまう傾向があります。

・いつも気をつかっている

・人に頼れない

・「迷惑をかけたくない」が口ぐせになっている

・休むと罪悪感をおぼえる

これらはすべて、見えない圧を内側で引き受けてしまっているサインです。

本当はもう十分にがんばっているのに、まだ足りないと思ってしまう。

それが、一番つらい状態かもしれません。

そんなとき、自分を守るためにできること

「何がつらいのか分からない」時こそ、

今の自分にやさしく問いかけることが大切です。

▼問いかけの例

- 今、心も体も「ほっ」とする時間はあった?

- 「~すべき」ではなく、「本当はどうしたい?」

- 今日の私は、何をがまんした?

そして、次のような行動を少しでも取り入れてみてください。

- ほんの数分だけでも、スマホを手放してぼーっとする

- ランチはひとりで静かに過ごしてみる

- 「もうがんばってるよ」と、声に出して自分をねぎらう

- 一日に一回は「これはやらなくていいかも」と思うことを減らす

“手ばなす”ことは、“怠け”ではなく“回復”です。

我慢しつづけなくてもいい。話していい。逃げてもいい。

「自分が弱いからだ」

「こんなことで疲れるなんて、まだまだだ」

そうやって自分を責めるのは、もう終わりにしませんか?

あなたは、ちゃんと感じている。ちゃんと傷ついてきた。

だからこそ、助けを求めていいし、逃げてもいい。

・相談できる人がいないときは、専門の相談窓口を探してみる

・「話すのがこわい」なら、まずは日記やメモに書くだけでもOK

・職場や環境を変えるという選択肢を“持っていい”と知る

今いる場所だけが、あなたのすべてじゃありません。

まとめ:あなたの感覚は「正しい」

「なんとなく苦しい」

「はっきり言えないけどつらい」

その気持ちは、あなたが敏感でやさしい心を持っている証拠です。

決して、間違いでも、弱さでもありません。

もし今、社会や職場の中で、 がんばりすぎて自分を見失いそうになっていたら――

どうか、深呼吸をして、 そっと自分に問いかけてみてください。

「わたしは、どうしたい?」

その答えを聞いてあげられるのは、 ほかの誰でもない、あなた自身です。

あなたが、あなたの味方でいてあげられますように。

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nayami_atsu.txt · 最終更新: 2025/04/10 08:15 by simpleyu_admin