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ファイルが開けない・消えた
保存したはずのファイルが見つからない、開こうとしてもエラーが出る、形式が合わなくて開けない――そんなトラブルは日常的に起こります。
落ち着いて、ファイルが本当に「ない」のか、「開けない」だけなのかを確認していきましょう。
よくある症状
- デスクトップやフォルダにあったはずのファイルが消えている
- ファイルを開こうとすると「壊れています」「開けません」と表示される
- 開くアプリが見つからない、または関連付けが間違っている
- 名前を変えたあと、どこにいったか分からなくなった
まずはファイルを探す
1. エクスプローラー(Windowsキー + E)を開く
2. 画面右上の検索欄にファイル名の一部、または「*.docx」など拡張子を入れて検索する
3. 「最近使ったファイル」や「ダウンロード」フォルダも確認する
4. ゴミ箱に入っていないかもチェック
開けないファイルの対処方法
- ファイルが壊れている場合、バックアップがあればそちらを使う
- 別のアプリケーション(例:LibreOffice、Googleドキュメントなど)で開けることもある
- 拡張子が変わっていないか確認(例:.txt → .doc になっていないか)
- 開くアプリがインストールされていない場合は、そのソフトを入れ直す
ファイルの関連付けを確認する(Windows)
1. 対象のファイルを右クリック →「プログラムから開く」→「別のアプリを選ぶ」
2. 適切なアプリを選択し、「常にこのアプリで開く」にチェックを入れる
3. 間違ったアプリに関連付けられていた場合は、これで改善することがある
自動保存・バックアップを探す
- WordやExcelなどは自動保存機能があるため、一時ファイルから復元できることがあります
- 「ドキュメント」→「~$」で始まるファイルがあれば、それが一時保存データの可能性あり
- クラウドサービス(OneDrive、Googleドライブなど)を使っている場合は、そちらの履歴を確認
ファイルが消えたように見える場合
- フォルダごと移動してしまった
- 別のアカウントでログインしている
- 表示設定で隠しファイルになっている
- セキュリティソフトに隔離されている
復元ソフトを使う方法
- 市販または無料の「ファイル復元ソフト」を使うことで、削除してしまったファイルを取り戻せる可能性があります
- 例:Recuva、EaseUS Data Recovery など
- ただし、100%の成功は保証されず、保存先をいじるほど復元率は下がります
まとめ
- まずは検索とゴミ箱の確認
- 拡張子と対応アプリの見直し
- 自動保存やバックアップも忘れずに確認
- 間違って削除した場合は復元ソフトも検討
- 定期的なバックアップを習慣にすることで防げるトラブルも多くなります