目次
警告灯・エラーメッセージの対処法
バッテリー警告灯が点灯したら?
原因:
・オルタネーター(発電機)の故障
・バッテリーの劣化または充電不足
・ファンベルトの緩みや切断
対処法:
エンジンを停止せずに安全な場所へ移動 – 走行中に警告灯が点いた場合、エンジンを止めると再始動できない可能性
不要な電装品をオフにする – ヘッドライト、エアコン、オーディオを切り、バッテリーの消耗を抑える
ベルトの確認 – ボンネットを開け、ファンベルトが緩んでいないかチェック
修理工場へ直行またはロードサービスを呼ぶ – オルタネーターの故障が疑われる場合は、すぐに点検が必要
エンジンチェックランプがついた時の対処法
原因:
・センサーの異常(O2センサー、エアフローセンサーなど)
・燃料の不完全燃焼(点火系、燃料系のトラブル)
・排気ガスの問題(触媒コンバーターの詰まり)
対処法:
ランプの点灯状態を確認 – 点滅している場合は重大なトラブルの可能性があるため、すぐに停車
燃料キャップを閉め直す – 緩んでいると警告灯が点くことがある
症状をチェック – 振動や加速不良がないか確認し、安全運転で修理工場へ移動
診断機(OBD2)でエラーコードを確認 – 自分でスキャンできる場合は原因を特定
ABS・ブレーキ警告灯の確認ポイント
原因:
・ABSセンサーの故障や汚れ
・ブレーキフルード(オイル)の不足
・ブレーキパッドの摩耗
対処法:
ブレーキの効き具合を確認 – 違和感がある場合はすぐに走行を中止
ブレーキ液を点検 – 量が減っている場合は補充し、漏れがないか確認
ABSセンサーの点検 – ホイール周りのセンサーに汚れが付着していないか確認
異常を感じたら修理工場へ – ブレーキは安全に直結するため、自己判断せずに点検を依頼
オイルランプの点灯(エンジンオイル不足・センサー異常)
原因:
・エンジンオイルの不足または劣化
・オイルプレッシャーセンサーの故障
・オイルポンプの異常
対処法:
すぐに停車し、エンジンを切る – オイル不足で走行を続けるとエンジン焼き付きの危険
オイルレベルを点検 – ディップスティックでオイル量を確認し、不足している場合は適正量まで補充
オイル漏れをチェック – 地面にオイルが垂れていないか確認
修理工場で点検 – オイルプレッシャーセンサーの故障も考えられるため、専門家に診てもらう
タイヤ空気圧警告灯(TPMS)について
原因:
・タイヤの空気圧が低下(パンクまたは自然減少)
・TPMSセンサーの故障
・気温変化による圧力低下
対処法:
タイヤの空気圧を確認 – 適正値に調整し、警告灯が消えるか確認
パンクの有無をチェック – 釘や異物が刺さっていないか点検
TPMSのリセット – 車種によっては手動でリセットが必要な場合がある
警告灯が消えない場合は点検へ – センサー故障の可能性があるため、修理工場で診断