身体の関係について悩んでいるとき
恋人との関係が深まる中で 「身体のこと」で悩むことは、だれにでもあります。
したくないのに求められる。
断ったら嫌われるかもと不安になる。
本当はもう少し時間をかけたい。
または、逆に 自分が求める気もちをどう伝えていいかわからない。
身体の関係は、こころと深くつながっているからこそ とてもデリケートなテーマです。
ここでは、そんな気もちと向きあうときの ヒントをそっとお届けします。
「したくない」は、大切な気もち
もし「今はしたくない」と思ったら、 その気もちを何よりも大切にしていいのです。
相手がどんなにやさしくしてくれても、 どれだけ「好き」と言われても、 あなたの気もちが「今はちがう」と感じているなら、 それを無理に曲げる必要はありません。
恋愛は、気もちも、身体も、どちらも「合意」があってこそ。
自分の心にうそをつかないことが、 あなたを大切にするということです。
断ったら嫌われる?という不安
「今はそういう気分じゃない」と伝えることで 関係がくずれるのでは…と思う気もちも、よくわかります。
でも、相手が本当にあなたを大切に思っているなら その気もちを理解しようとしてくれるはずです。
そして、あなたのことを思うなら、 身体だけでなく心のことも、ちゃんと受けとめようとするはずです。
不安な気もちを、ひとりで抱えこまず 小さくても言葉にしてみることが、 ふたりの関係を深めていくステップになります。
自分の願いを言うことも、わがままじゃない
逆に、自分の中にある「触れたい」「近づきたい」という気もちを なかなか言えずにいる方もいます。
でも、それも自然な気もちです。
大人になればなるほど 遠慮したり、恥ずかしさが先にたったりして 本音を言えなくなることもあります。
でも、恋愛はふたりでつくるもの。
自分の気もちを伝えることは、わがままではなく 信頼を深めるためのたいせつな行動です。
過去の経験がブレーキになっているとき
過去の恋愛や、心に残っているできごとが 身体の関係に対して不安や抵抗感を生んでいることもあります。
その気もちに気づいたら、 「なぜ私はこわいと感じるんだろう」と やさしく自分に問いかけてみてください。
時間がかかってもかまいません。
自分のリズム、自分のペースで 心のほぐれを待つことも、大切な選び方です。
最後に
身体のことは、とても個人的で、 誰かとくらべるものでも、答えがひとつのものでもありません。
「どうしたいか」
「どう感じているか」
それが、すべての出発点です。
あなたが自分の気もちをたいせつにできたとき、 その関係はきっと、よりあたたかく、やさしいものになっていくはずです。
どうか、どんな自分の気もちも そのまま受けとめてあげてくださいね。
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