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変なポップアップが出る
インターネットを使っているときや、パソコンを起動しただけで「変なポップアップ」が表示されることがあります。
これらは単なる広告の場合もあれば、ウイルスやマルウェアの可能性もあります。ここではその原因と対処法を紹介します。
1. ポップアップの内容を確認する
まず、表示されるポップアップの内容を落ち着いて確認しましょう。
- 「ウイルスに感染しました」などと警告する内容
- 「今すぐ更新してください」とソフトを勧める内容
- 怪しいWebサイトへ誘導するリンク
これらは多くの場合偽の警告や広告による誘導であることが多いです。
2. ブラウザの拡張機能を確認する
怪しいポップアップの多くは、ブラウザにインストールされた拡張機能(アドオン)によって表示されている場合があります。
- Chrome、Edge、Firefoxなどの「拡張機能」設定を開く
- 見覚えのないアドオンを無効化・削除
3. 不審なソフトをアンインストールする
コントロールパネルや「アプリと機能」から、知らないソフトや最近インストールされたアプリを確認します。
- 覚えのない名前のアプリを削除
- フリーソフトと一緒に入った広告ソフト(アドウェア)の可能性あり
4. セキュリティソフトでスキャンする
ウイルスやマルウェアが関係している場合もあります。信頼できるセキュリティソフトでフルスキャンを実施しましょう。
- Windows Defender(Windows標準)
- 他にもESET、Avast、Malwarebytesなども有効
5. ブラウザの通知設定を確認する
最近のブラウザでは、Webサイトからの通知が許可されていると、画面の隅に広告のような通知が出ることがあります。
- ブラウザの「通知の設定」を開く
- 見覚えのないサイトからの通知はブロックする
例(Chrome):
`設定 > プライバシーとセキュリティ > サイトの設定 > 通知`
6. キャッシュと履歴の削除
ポップアップが一時的なものである場合、キャッシュやCookieの影響で表示されていることもあります。
- ブラウザの履歴・Cookie・キャッシュを削除
- 削除後、ブラウザを再起動
7. 怪しいリンクは絶対にクリックしない
「ここをクリックして修復」や「今すぐスキャン」などのリンクはクリックしないでください。
- 本物のウイルス対策ソフトは、ブラウザ経由でそんな警告を出しません
- 被害を広げる原因になります
まとめ
変なポップアップは、単なる広告から悪質なマルウェアの警告まで様々です。
冷静に内容を確認し、拡張機能やアプリ、通知設定をチェックすることで、多くのケースは解決可能です。
疑わしい場合は、ウイルススキャンを忘れずに行いましょう。
望ましくない広告、ポップアップ、マルウェアを削除する:google
Windows 10で有害サイトのポップアップ広告が表示される場合の対処方法:NEC
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