「恋をしているだけじゃ、だめなのかな」 「この人と、ほんとうに結婚できるのかな」

そんなふうに思うことがあるのは、 とても自然なことです。

とくに、30代後半からの恋愛では 恋と結婚のちがいに どう向き合えばいいのか、 迷うことがふえてくるかもしれません。

このページでは、 「恋」と「結婚」のちがいにやさしくふれながら、 どう心をととのえていけばいいのかを いっしょに考えてみたいと思います。

恋は、ドキドキしたり、 会いたくてしかたがなかったり、 こころが一気に高まるもの。

でも結婚は、 毎日の生活をいっしょに歩いていくこと。

・好きだけじゃうまくいかないこともある

・相手の生活リズムや考え方も関わってくる

・支え合う場面がふえていく

恋が「光」なら、 結婚は「ぬくもり」や「安定」に近いかもしれません。

恋をしていたい人もいれば、 結婚というかたちにしばられたくない人もいます。

逆に、「ちゃんとしたい」と思って 結婚という安らぎを求める人もいます。

たいせつなのは、 じぶんがどちらを求めているかを すなおに見つめることです。

まわりの声よりも、 「じぶんの本音」を聞いてみましょう。

恋から結婚へと進みたいなら、 相手との気もちのすり合わせがとても大切です。

・どんな暮らしをしたいか

・おたがいにゆずれないことはなにか

・結婚に何を求めているか

話しあうことをこわがらずに、 少しずつでもおたがいの未来のイメージを すりあわせていけるといいですね。

もし、すれちがいを感じたとしても、 それは悪いことではなく、 よりよい道をえらぶためのサインです。

「恋はしたけれど、結婚にはつながらなかった」 そんな経験も、決してむだではありません。

その恋を通して、

・じぶんのことを深く知れた

・本当にほしいものが見えてきた

・次の恋に活かせるものがあった

そう思えたなら、 その恋はあなたの中で きっとたいせつな宝ものになっています。

恋と結婚は、ちがうもの。

でも、どちらも「心が動くこと」には変わりありません。

どちらが上でも下でもなく、 どちらを選んでも、あなたの人生に意味があります。

大切なのは、 じぶんがどう生きたいか。

どんな人と、どんな時間をすごしたいか。

その気もちを大切にしながら、 恋も、結婚も、あたたかく見つめていけたら きっと未来は、やさしくひらいていきます。

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