「ありがとう」と言いにくくなったとき
付き合いが長くなると、 言葉を省くことがふえてきます。
「言わなくても伝わる」 そう思っていても、
本当は伝えないと伝わらないこともたくさんあるのです。
なぜ「ありがとう」が言いにくくなるの?
・してくれて当たり前に感じてしまう
・照れくささがある
・感謝よりも不満が先に出てしまう
・過去のケンカやわだかまりが残っている
日々のなかで、 少しずつ積み重なった心のクセが、 言葉を出しにくくしているのかもしれません。
感謝の気持ちは、関係をあたためる
「ありがとう」は、 ふたりの空気をやわらかくする魔法の言葉です。
それは、おおげさな感謝じゃなくていいのです。
・お茶をいれてくれたとき
・玄関の電気をつけてくれていたとき
・疲れている中、話を聞いてくれたとき
そんな日常のなかの小さな気づきに、 ことばを添えてみましょう。
言いにくいときのコツ
1. 目を見て、ひとことだけでいい
「ありがとう」だけで、じゅうぶんです。
そこに心がこもっていれば、伝わります。
2. 書いて伝える
直接言いにくければ、メモやメッセージでも大丈夫。
文章にすると、意外と素直になれることもあります。
3. 自分に対しても「ありがとう」を
自分自身に感謝することができると、
他人にも自然にやさしくなれます。
無理をしないことも大切
言えない自分を責めないでください。
言えない日があってもいいのです。
でも、心のどこかで「ありがとう」と思えていれば、
その気持ちはちゃんと相手に伝わっていきます。
おわりに
長い付き合いのなかで、
「ありがとう」はつい忘れてしまいがちです。
でも、思い出せばいつでも始めなおせます。
ことばは、心の橋。
すこし照れくさくても、 その一歩が、ふたりの距離をそっと近づけてくれます。
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