「恋愛感情」が消えたあとに残るもの
最初は毎日がたのしくて、
会えない時間さえもどかしくて、
ふとしたしぐさに胸が高鳴った。
でも、月日がたつと、
あのときの「恋愛感情」がすこしずつ薄れていくことがあります。
それはさびしいことでしょうか?
それとも、あたらしい関係のはじまりでしょうか?
恋愛感情は「消える」のではなく「形を変える」
恋愛のドキドキやときめきは、
はじまりの時期にあらわれやすい感情です。
けれど、それが落ちついていくのは自然なこと。
それは「飽きた」わけでも、「冷めた」わけでもなく、
安心と信頼に変わっていく過程かもしれません。
消えたあとに、何が残る?
・言葉にしなくてもわかる感覚
・そばにいると落ちつく安心感
・弱いところも見せられる信頼
・ただ一緒にいるだけの静かな幸福
それは、はじめのころにはなかった深さであり、
ふたりで時を重ねた証でもあります。
「もう好きじゃないのかも」と思ったときに
そんなふうに感じたら、
それはあなたの中にある
「恋=ときめきであるべき」という思いこみに
気づくタイミングかもしれません。
恋愛感情がすこし遠のいても、
心の中に相手がいることが自然になっているなら、
それはひとつの愛のかたちです。
続けていくために、大切なこと
1. 言葉で伝える習慣を持つ
ときめきがなくても、「ありがとう」や「うれしい」は
関係をあたためる栄養になります。
2. ふたりの時間を意識的につくる
安心感があるからこそ、
意識しないと後回しにしがちになります。
たまにはふたりで何かを楽しむ時間を。
3. 自分だけのよろこびも大切にする
相手にときめかなくても、
自分が心地よくいることで関係も整います。
おわりに
「恋愛感情」が消えたあとに残るもの。
それは、言葉にはしにくいけれど確かな絆。
静かな信頼と、
ふたりだけの空気感。
恋の形が変わることをこわがらないでください。
それは、ふたりが同じ時間をちゃんと生きてきた証なのです。
「恋愛感情なんて3~4年しかもたない」が定説…それでも関係が長続きする夫婦・カップルはいったい何が違うのか:文春オンライン
https://note.enito.co.jp/n/n2ad127a78ef9:note