恋人同士のスキンシップや、関係の深め方、相手とのペースの合わせ方などについて。
大人の距離感
好きな人に ちかづきたい。
でも ちかづきすぎるのが こわいこともあります。
それは あなただけでは ありません。
こころと からだのあいだ
ふたりのあいだにある「距離」。
それは 目に見えないけれど たしかに感じられるものです。
手をつなぐかどうか。
夜をともにすごすかどうか。
どこまでが心地よくて、 どこからが不安になるのか。
それは、人によって ちがいます。
そして その日の気もちによっても ちがっていいのです。
ちかづくことは ゆるすこと
大人になると だれかに心をひらくのが むずかしく感じることがあります。
ちかづくことは、 自分を さらけだすことでもあります。
「この人になら ふれてほしい」
そう思える相手に出会えたとき、 それは とても やさしく うつくしい瞬間です。
離れていても つながっている
大人の恋には、 たくさん会えない日もあります。
体の距離があると 気もちも はなれてしまうように感じることも。
でも 本当に大切な人とは、
言葉やふれあいがなくても 心がつながっていると感じられるものです。
そんな関係は 時間と経験のなかで ゆっくり育っていきます。
無理しない恋のかたち
どちらかが がまんして どちらかが こらえている恋は いつか疲れてしまいます。
「これくらい大人なんだから」
そうやって 自分をおさえすぎなくて大丈夫です。
体のことも、心のことも ふたりのペースで 見つけていけばいいのです。
おわりに
大人の距離感は せまいようで、ひろく
ひろいようで、ふかいもの。
今のあなたが 「ちょうどいい」と思える場所にいてください。
そして、その場所から 一歩ちかづきたくなったときにだけ
そっと歩みよれば、それでいいのです。