新しい恋をはじめようと思ったとき、 ふとよぎるのが「離婚していたこと、いつ伝えればいいのかな」という気もち。
過去のことだからこそ、 相手の反応が気になったり、 どう話せばいいか迷ってしまうこともありますよね。
でも、離婚は「失敗」ではなく、 そこから立ちなおってきたあなたの大切な経験です。
このページでは、 離婚経験を相手にどう伝えるか、 そのタイミングや伝え方のヒントをやさしくお届けします。
離婚したことを話すのは、 決して「マイナス」ではありません。
大切なのは、 “過去”ではなく“今の自分”をちゃんと見てもらうこと。
無理に隠そうとすると、 心のどこかに「言えない不安」がたまってしまいます。
それよりも、 「わたしはこんな経験をしてきたんだ」と 自然に伝えられるようになると、心も楽になります。
伝えるタイミングに「正解」はありませんが、 おたがいの気もちが少しずつ深まってきて、 ちゃんと向きあって話せる空気ができてきたころが ひとつの目安です。
・何回か会って、関係が落ちついてきたころ
・これから先のことを少しずつ話すようになったころ
・相手が自分にまっすぐ向きあってくれていると感じたとき
“言わなきゃ”とあせる必要はありません。
でも、気もちが整ってきたら、 あなたの言葉で少しずつ話していきましょう。
伝えるときは、 「むかしの話」よりも「今のわたし」にフォーカスするのがおすすめです。
・離婚した理由をくわしく語りすぎない
・相手を悪く言わない
・その経験から学んだことや、今たいせつにしていることを伝える
たとえばこんなふうに伝えてもいいかもしれません。
「むかし結婚していたことがあるんだけど、 今はあのときの経験があったからこそ、 こうして前を向いて恋をしているんだと思う。 」
そう話せば、相手もあなたの強さややさしさを きっと感じてくれるはずです。
伝えたあと、相手の反応が気になることもあると思います。
でも、離婚歴を受けとめられない相手なら、 それは「あなたに合っていない人」だったということ。
あなたの過去も、今も、まるごと見てくれる人が きっといます。
そして、そんな人と出会ったときこそ、 ほんとうに心地よくいられる恋がはじまるのです。
離婚を経験したあなたは、 ただ恋をしているだけじゃなく、 いちど痛みを知った上で それでも誰かを信じようとしている、強くてやさしい人です。
過去を恥じることも、かくすこともありません。
あなたが歩んできた道のすべてが、 これからの恋をあたたかく、深くしてくれます。
自分らしい言葉で、 あなたの今を伝えていきましょう。