「もう終わったはずなのに」 「何年もたっているのに、ふと思い出してしまう」
そんなふうに、過去の恋が 心の中に残りつづけていることってありますよね。
まわりからは「もう忘れなよ」って言われても そうかんたんにはできないものです。
でも、それは悪いことでも、よわさでもありません。
このページでは、 過去の恋愛をひきずってしまう気もちにそっとよりそいながら 少しずつ前を向いていくヒントをお話しします。
ずっと心に残っているのは、 その恋がそれだけ大切だったから。
たくさん悩んで、たくさん笑って、 自分の気もちに正直だったからこそ すぐに忘れることなんてできないんです。
「忘れられない自分」を責めるよりも、 「本気で人を好きになれたこと」を まずはねぎらってあげてください。
ふとした音楽、場所、におい。
なにげない日々の中で、思い出がよみがえることがあります。
それは、「今の自分がどう感じているか」に 気づくチャンスでもあります。
・まだ悲しみが残っている
・思い出の中に安心をさがしている
・自分に自信がなくなっている
そんな気もちに気づけたら、 少しずつ「今ここ」のじぶんに目を向けてみましょう。
・ひとりの時間を大切にする
・日記やメモに思いを書き出す
・信らいできる人に話してみる
・小さな「うれしい」を見つけていく
心の中のスペースが、少しずつ空いていくことで 新しい光が入ってきやすくなります。
無理に忘れようとしなくていい。
ただ、少しずつ「今」に目を向けてみてください。
過去の恋があったからこそ、 今のあなたはもっと深く人を見つめられるようになっています。
その恋で感じたこと、学んだことは きっと次の恋の中で あなたの大きなちからになります。
未来のだれかのために 今の自分をいやす時間も、大切な一歩です。
恋をひきずるのは、 それだけまっすぐに生きてきた証。
その気もちをむりに消すのではなく 「大切な思い出だった」と そっと心におさめてあげてください。
そして、いつか心がふと軽くなるときが来たら 新しい恋がやさしく、あなたのもとにやってきます。