自分でも止めたいのにやめられない習慣の裏にあるものと向き合う方法 {{tag>依存症 自分を責めない 習慣から抜け出す 心のケア 女性の悩み 恋愛依存 買い物依存 お酒がやめられない 自分を取り戻す 人に言えない悩み}} ====== 自分でも止めたいのにやめられない習慣と向き合う方法 ====== ===== 「やめたいのに、やめられない」は誰にでもある ===== 人に言えないけれど、 自分でも「そろそろやめたい」と思っていること。 それが毎日くり返されてしまう時、 心のどこかで、**ひとりで苦しんでいる自分**がいるかもしれません。 ・つい必要ないものを買ってしまう ・飲みすぎると分かっていても、止まらない ・やめようと思った恋に、また連絡してしまう 頭では分かっているのに、 心と体が、同じことを繰り返してしまう。 そんな自分を、**責めるのではなく、理解するところから**はじめてみませんか? ===== 依存は「弱さ」ではなく「サイン」 ===== まず大切なこと。 **依存は、あなたの“弱さ”ではありません。 ** それは、あなたの心が 「何かが足りていないよ」 「つらさに気づいて」 と送ってくれている**サイン**なのです。 つまり、依存の裏側には ・さみしさ ・むなしさ ・自分の価値がわからない不安 ・満たされなかった過去の気もち など、**心の痛み**がかくれていることが多いのです。 やめたい習慣に目を向ける前に、 **その奥にある「ほんとうの気持ち」に目を向けてみること**が、 抜け出すための最初の一歩になります。 ===== 「依存のスイッチ」が入る瞬間を見つけてみる ===== あなたがその行動に向かうのは、 どんな気もちのときですか? たとえば… - 仕事でミスしたあと - 家でひとりになる夜 - 誰にも話しかけてもらえなかった日 - SNSで他人と自分を比べたとき **依存のスイッチが入る「前のきっかけ」を書き出してみる**と、 自分の中のパターンに気づくことができます。 気づくことは、変化のための準備です。 小さくても、「あ、また同じ流れになりそう」と感じたら、 **ほんの少しだけ違う行動をしてみる**練習をしてみましょう。 ・お茶を飲む ・窓を開けて空をながめる ・音楽を聞く ・ノートに今の気持ちをメモする 完ぺきじゃなくて大丈夫。 **「ちょっとずらす」ことができれば、それは立派な前進**です。 ===== 一人で抱えずに、つながってみる勇気 ===== 依存の悩みは、「わかってもらえない」と感じやすいもの。 だからこそ、**専門の人に話すという選択肢**を持ってください。 - 心療内科やメンタルクリニック - 女性専門のカウンセリングルーム - 自助グループ(匿名・参加自由) - 匿名の相談窓口(電話やチャット) 話すこと自体がこわいと感じるときは、 **同じ悩みを持つ人のブログや書き込みを読むだけでも大丈夫**。 「自分だけじゃない」と思えるだけで、 心は少しずつ軽くなっていきます。 ===== まとめ:あなたは変わろうとしている。それがすでにすごいこと ===== 「やめたいのに、やめられない」 その葛藤を抱えて、 このページにたどりついたあなたは、 **すでに変化をはじめています。 ** 依存の習慣は、 時間をかけて心の中に根づいてきたもの。 だからこそ、 **時間をかけてやさしくほどいていけばいい**のです。 あなたがあなた自身のことを、 少しずつ受けとめて、 やさしくしてあげられるようになったとき、 その習慣は、 静かに、でも確実に あなたから離れていくはずです。 **どうか、今日もあなたがあなたを責めずにすごせますように。 ** [[https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000149274.html|依存症についてもっと知りたい方へ:厚生労働省]] [[https://www.ask.or.jp/article/772|何が起きるのか?]] [[https://www.1101.com/n/s/izonsho/2024-11-26.html?srsltid=AfmBOopaT66lQ0OaNJmn4j-tLZbzfoxkN6wV30RXMqPq9vbjiUU4kRWk|8 一番しょげてるのは本人なんですよ。 | 精神科医・ 松本俊彦 ]] [[https://heart-net.nhk.or.jp/heart/contents/6_2/|依存症からの回復 どうやって抜けだす?:NHK]] [[https://axia-co.com/yamai/y8|否認の病である依存症の克服とカウンセリング]]